ビーグル犬は、16世紀ごろにイギリスで作られた犬だそうで、元から存在していたわけではないようです。
ビーグル犬は二種類の犬を掛け合わせて出来た雑種なのでしょうか?
どのようにしてビーグル犬が生まれたのかはわかりませんが、元々は大昔からギリシャやローマで狩猟犬として飼われていたハウンドの仲間です。
ハウンド種とはテリア種以外の獣猟犬のことを指しますが、ビーグル犬はこのハウンド種の中では最も小さい犬なのです。
このことから、ビーグル犬はフランス語で「小さい」という意味の「ビーグル」と名づけられたとも言われています。
ビーグル犬はハウンド種としては小さい犬ですが、そのことが逆に狩猟犬として重宝される理由になりました。
ハンターがビーグル犬をポケットに入れて出かけられたり、貴族階級の人たちが森や野原などで小さな動物を狩るのに使ったりとビーグル犬は大変役に立ったのです。
それに、ビーグル犬は小さくても体格ががっちりとしているので、実際のサイズよりも大きく見えるのです。
小さいけれどパワフルな狩猟犬として、ビーグル犬はとても活躍していたようですね。