ビーグル犬は種類でいうとセント・ハウンドに分類されます。
スコティッシュ・テリア、スカイ・テリアなどのテリア種を除いた獣猟犬のことをハウンド種と呼ぶのですが、ビーグル犬はこのハウンド種なのです。
ハウンド種にはサイト・ハウンドとセント・ハウンドとがあり、ビーグル犬はそのうち特に鼻が利くセント・ハウンドと呼ばれているのです。
ビーグル犬は、よくドラマのシーンなどで見かける地面を這うようにして犯人の臭いを辿るタイプの犬です。
ビーグル犬が海外で麻薬の密輸探知犬として活躍しているのも、この嗅覚のおかげなのです。
犬はどの種類も鼻がいいと言われていますが、ビーグル犬のようなセント・ハウンド種は特別なようですね。
ビーグル犬の原産地はイギリスで、大昔からそこで野うさぎなどのハンター犬として飼われてきました。
体格の割り小さいということが、ビーグル犬が狩猟犬として広まった理由のひとつでもあるようです。
小さなビーグル犬は、狩に出かける猟師や貴族の持ち運びに便利だったのでしょう。
ビーグル犬は昔、狩猟犬として飼われていました。
狩猟犬と聞けば、健康的で強靭なビーグル犬を想像されることだと思います。
確かにビーグル犬は体格が良くて実際よりも大きく見え、性格も明るく、活発で運動が大好きです。
ですから、運動をきちんとさせていれば、ビーグル犬は健康的に育つことでしょう。
しかし、ビーグル犬はご飯をあげすぎたり運動をさせなかったりすると太りやすいのです。
狩猟犬として使われていたビーグル犬は、食い溜めをする癖があるらしく、与えればいくらでも餌を食べてしまいます。
ビーグル犬を太らせないためには、飼い主さんが与える餌の量を調節してあげなければいけないのです。
実際、ぶくぶくに太ったビーグル犬を目撃された方も多いのではないでしょうか?
太りすぎていてビーグル犬だと気づかなかった、ということもありそうですね。
ビーグル犬に限らず、犬でも猫でも太らせるとなんとなく可愛いですよね。
抱き心地もいいし、別にビーグル犬が太ってもかまわない、と言われる方もいそうです。